2007年02月04日
謎めく募金
「○○ちゃんを救う会」ってあるじゃないですか、
そそ。よく募金集めたりしてる集団ですよ。
口さがない連中は「死ぬ死ぬ詐欺」なんて言ったりしてますがw
まあ、その表現方法はともかくとして、
これを「詐欺だ」とする彼らの訴えは一理も二理もあり、
対して救う会やその両親サイドのコメント・説明・態度には、
首をかしげることが多いわけで。
もし貴方が、
「募金は気持ちだから、そのカネがどこでどう使われようとかまわない」
そう考えているとしたら、それは(詐欺の)いいカモ以外の何者でもありません。
少なくとも、「募金をした」という行為の責任を放棄してます。
殺人犯に凶器を与えたら共犯です。
逃亡犯の逃走を助けたら共犯です。
同様に、詐欺行為の援助をしたら、これも共犯と言わざるをえませんよね。
「そんなこと言っても、子供がかわいそうでしょう」
はい。確かにその通りです。
ただ、それがすべての免罪符になるわけではありません。
例えば、「振り込め詐欺」の犯人が、
巻き上げたカネを「いいこと」に使ったとしても詐欺じゃなくなるわけじゃないですよね。
しかもね、この場合の「子供がかわいそう」はやや的外れな面もあります。
だってこういう子達は「移植の順番待ち」をしているわけですよ。
で、まとまったカネができると、「順番待ちの列をすっとばして」先頭に出てくるってだけで。
大局的に見れば、募金があるなしっていうのは「誰が」手術するかという点が変わるだけなんです。
逆に、
「私財をすべて投げ打った」家の子が手術できず、
「懐を痛めず募金でカネを作った」家の子が手術できるという、事態も十分に考えられ、
(実際、この「日本人の移植順抜かし」は海外で問題になっている)
むしろそっちのほうがかわいそうだろ、と思ったりもするわけです。
さて。
貴方の募金が、
「2人の子供の命を天秤にかける行為」だと言うことを理解してもらったうえで、
いろいろと考えてみましょう。
そもそも、なんで募金が必要なんでしょうか?
「手術(を含めた諸経費)にお金がかかるから」。
そう、その通り。
一番の問題は(を含めた諸経費)ってトコですよね。
実は、手術そのものにかかるお金って、そこまで法外じゃないんですよ。
数百万ってところでしょうかね。
でも目標額って・・・億単位の話なんですよね。
なぜかというと、
一番お金がかかる「デポジット」が超高額だから。
そのお金を捻出するのに募金に頼らざるをえない(のかどうか本当はわかんないけど)のです。
ただね、「デポジット」って「保証金」なんですよ。
つまり、一通りコトがすんだら帰ってくるわけですよ。全額でないにしろ。
ちゃんとした理解力のある人ならここで引っかかりますよね?
「帰ってきたデポジットはどーなっているの?」って。
「誰かが着服していても、何の不思議もありません」
だって会計報告が杜撰なんだもん。
次行ってみましょう。
手術(を含む諸経費)って、どこまで含むと思います?
答えは「その辺の線引きは適当(!)」です。
入院費とか滞在費とか渡航費とか(救う会の)運営費とか。
ぶっちゃけ、「詳細は何に使ってるかわかりません」。
「入院費」だっていつからいつまでのものわからないし。
「滞在費」だって、誰がどこにどれだけ滞在したかわからないし。
「渡航費」だって妥当な額なんだかどうだか。
まさか家族・親類一同がファーストクラスで渡航して、
まさか全員スウィートルームに宿泊したりとか、
まさか向こう3年ぐらいの入院・治療費確保してる・・・・なんてことは、
ないとはいえないんですね、これが。
だって会計報告が杜撰だからわかんないんだもん。
はい、じゃあ次。
「使い切れなかったお金はどうなるの?」
使いきれなかった分の用途は集めた側の「良心」次第です。
似たような「救う会」に寄付することも多いようですが、「有耶無耶」なケースも多々あり。
だって会計報告が杜撰(以下略
ってゆーか、そもそも目的額や使用額が妥当かどうかわからないので、
これについて論じてもしょうがない。
そもそも目標額、って誰が決めてるの?妥当性あるの?
少なくとも、第3者的に金額を査定して決めてるわけではないようです。
妥当性があるとはいえないですね。
そもそも家族や親族はどのくらい身銭切ってるの?借金とかしてるの?
わかりません。
まあ、すくなくとも募金を集めるまでの治療費は身銭でしょうが。
会計報告で、募金以外の収入について語られることはないようです。
そして、1つ確実なことは、
今の現状では「募金を集めようとしない(自腹を切ろうとする)家族が馬鹿を見る」てことです。
(金銭的にも、移植順番待ちにしても)
1つ不思議なことには、
この「救う会」募金って、山ほどあるにもかかわらず、
横のつながりを統合しようとする動きはないんですよね。
「救う会」の運営をコーディネートする団体はあるのにね。
(口悪く言えば「カネの集め方を指導する」団体はあるのに)
公的団体でも私的団体でもいいけどさ、
こういう収支の監査をしたり、
あるいは募金の公平な分配をしたり、
余剰金の管理をしたりする、信用の置ける機関があれば、いいわけで。
(つか、相互扶助=保険ってそういうもんでしょ。この場合は基金が募金になるだけで)
何故そうならないか。
そうなると、既得利益を失うとか、「損をする」ヤツらがいるからじゃないか?
そうも邪推したくなります。
とりあえず、誠意ある収支報告を。
まず、そこからはじめよう。
- by 4R管理人
- at 00:58
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